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人身事故 [その他]

ずっと若い頃、自分が乗っていた電車に人が飛び込んだことがありました。残っているのは胴体だけだと誰かが言うのを聞いて、怖いもの見たさで、窓から顔を出して見てしまいました。確かに足と顔は全く無く、手を持って引っ張り出されたとわかる、ばんざいしたうつ伏せの胴体が置かれていました。生命って儚いものだ・・・と実感し、手と胴体だけの「物」になってしまったその人は、なんでこんな死に方をしなくていけないんだろうと、心がどす~んと重かったのを映像とともに今もしっかり記憶に残っています。

昨日、最寄りの駅周辺に買い物に出ました。消防車や救急車のサイレンが鳴り、何だなんだと思っていたら、駅手前の踏切で電車が中途半端に停車していました。駅のホームで人身事故でした。救急車は、じきに空のタンカーをたたみ込み引き揚げてしまいました。通りすがりのおばさん達が「何かあったの?」「人身事故ですって」  中の一人が「何が有ったか知らないけれど・・・迷惑よね。他でやって欲しいわね」     まだその辺りにいるやもしれぬ仏様の魂は浮かばれないだろうな・・・と思ったり、このおばさんも死にたいけど頑張っているのに・・・なのかもしれないな~・・・と思ったり。    ふ~~っ。思わず深いため息をつく私でした。

本末転倒かも [その他]

メディエーション活動の宣伝のために補助金がもらえることになって、早速ワークショプを企画、市の広報のお知らせに載せてもらおうと張り切って窓口に出向いたのですが、講師となる人が主催の形をとってはいけない・・・とか。何でも、普通のピアノ教室とかの類だとみなす?みなされる?から・・・とか?  え!だって、でも、じゃ~私達はどうなってしまうの? 「連絡先を他の会員さんになってもらって・・・」  でも、充分な体制を取れる状態ではないので、仲間集めも含めた補助金なのですよ。 対策として便宜上できないこともなかったけれど、正義が大原則のメディエーションで私としては、姑息な真似は馴染めないと、ちょっとばかり意地を張りました。次回は他のルートで掲載してもらえるらしいし、今回はそこまでして載せてもらわなくていいかな~に落ち着きました。

今回のケースとか生活保護とか、およそ社会の弱者や市民のために役立つシステムが共通して抱える問題に、「本来の目的意外に利用する」、金銭ならお金があるのに「不正に得る」人達の存在があるようです。それを防ぐためにと、お役所は厳しいチェックとルールで対応しています。ところが、悲劇なのは、そのチェックとルールが時に逆に本来受けられる人たちをも弾き出していることです。例えば生活保護系では、ある人(多分、強面系?)には突拍子のない金額でも支給される一方で(北海道であったタクシー代)、本当に必要としている人は「おにぎりを食べたい」と遺書を残して死ななくていけない。 予算の削減が絡むともっと悲惨です。  

 

他にも、例えば、お金のない学生のための返済型奨学金。今日のような内定取り消しだのなんだの、過酷な状況下で就職できなくても厳しく取り立てられる、と聞きました。 そうなると奨学金というより、普通に教育ローンです。お金が間に合わない人のためのものではなくて、ただの金融商品です。 給食費の問題も、払えるのに払わない保護者と払いたくても払えない保護者、それに子供を不憫に思い教育者としての先生が立て替える、教育委員会はそれが気に入らない、というのもあり、さらに複雑です。 いずれにせよ、悪意や無責任が生む問題に対応するのに、その問題は「末」ではないのですが、「本来」の目的そのものが割を食うのは間違っていると思います!  

大人の矛盾・・・モスラーの子供 [その他]

「何でも好きに・・・」:似たようなセリフは親子の会話にも良く出てきます。うちは、子供のお誕生日には「何でも好きなものを買ってあげる」システムでしたが、まずは親の予算の思惑から、「何でも」ではなくなります。その点は子供も事情を察してくれて、直に「どのくらいまでいいの?」と聞いてくれるようになりました。で、その次によくあるのは・・・:娘がまだまだ幼い頃の話です。「今日は何でも好きな物買ってあげるよ・・・」で、子供が選んだものはウルトラマン怪獣シリーズのモスラーの幼虫。 知ってますか? 蛾の幼虫なので、茶色い芋虫で、今ならもっと精巧なおもちゃがあるかもしれないけれど、それは、私にはプラステックのウンチの模型にしか見えず、思わず、「これなの~!?」 それと、心の中では(女の子なのに?) 私も古い時代の教育を受けていますので、この種の男女識別感覚を完全に拭い去ることはできていません。その時は、(別にいいじゃない。女の子が怪獣が好きでも)と打ち消しましたが、(うんちのようでグロテスクだな~)の思いが残り、娘は「いい」と言っているのに「ほんとにこれでいいの?」と、何度も聞き返して、しばらく誘導尋問的な親子の会話が続きました。 決定打は娘の「子供はみんな可愛いんだよ」。 「どき!」この母は、常日頃 “どの子もみんな大切にされなくてはいけない”と説いていました。子供の心はほんとに美しく、純粋で、正しいです。大人の倫理がいかに中途半端で矛盾しているかを突かれた瞬間でした。

どうしてみんな癌なの [その他]

気になっていることがあります。台湾の大学で英語を教えるカナダ人の友人がいます。リンパ系の癌をずっと患っていながら、西洋型医療と漢方治療と両建てで対応しつつ、自宅があるカナダとご主人の実家であるカイロ(エジプト)と娘さんの一家が住むニューヨークと職場である台湾とそして国際会議だの何だので世界を駆け回るスーパー・ウーマンです。NZに滞在中に学会か何かで私のパートナーが知り合い、日本にも2度来ました。一度はご主人と一緒に。 IAEA(国際原子力機関)の事務局長がご主人のおじさんとかで、超セレブな存在の人だけれど、ホテルが嫌いらしく、まだ荷物が片付いていない兎小屋(うちのマンションのリビング)の片隅でいいと言って、泊って行きました。今、この記事を書いていて、おじさんのことでいい加減なことを言ってはいけないと思い、ウィキペディアを見てみたら写真付きで載っていました。確かにモハメッド・エルバラダイ氏、エジプト人で、そのご主人とよく似ています。何とノーベル賞を貰っているんですね。そんなことを今になって気が付いてびっくりするような私達なので、彼女には気が安らいで良かったのかもしれません。その彼女は今台湾にいますが、いよいよ思わしくないようで、できれば4月にでも台湾に会いに行きたいと考えています。  

 

以前、イギリスでお互い意気投合してとても大切な友人となった人が、もう一度会いたいと思っているうちに急逝して、ほんとうに悲しい思いをしました。やはり癌を患って手術し、再発しないように気を付けて生活していました。再発は予測できたので、早く会いに行かなくてはと気になっていたのに・・・。 また手術する、とは聞いていましたが、それほど深刻な状況ではなかったようなのに手術直後に急に様態が悪くなったとか、誰も死んでしまうとは思っていなかったようでした。病院のミスだったのかもしれません。いずれにせよ、遠く離れていて悔やまれてなりませんでした。もう一度会いたかった・・・。

 私の外国人の大事なお友達はどうしてみんな癌なのでしょう。NZで知り合った、姉妹のように話し合える韓国人の女性、私よりずっと若いのだけれど、癌の家系でお母さんも若くして癌で亡くなったとか。まだ40歳前で、子供を外国で教育したいとNZに母子だけでやってきて、費用を工面するために自分も資格を取らねばと、今は子供も一緒にオーストラリアで看護師になるための専門校に通っています。専門的な勉強のため言葉の壁が厚くて苦闘しているようです。でも、後には引けない事情があり、ストレスは癌の一番の原因なので、心配なのですが・・・。今年韓国に帰国して検査をしたら甲状腺に腫瘍があり要再検査と出たとか。甲状腺は女性にはよくあり早期に発見して治療するとそんなに怖い癌ではないようですが、まだ検査していないと言ってました。う~ん、心配です。 どうしてみんな癌なの・・・死なないで欲しい!

 


「国際女性の日」-憧れだった「国連」 [その他]

WELLリトリートの後も、引き続き色々なイベントに参加し、精力的、というよりは目まぐるしい毎日でした。「草の根の会」にとってうれしいニュースもあります。順番にお話しますね。今日は「国際女性の日」の話です。

 

3月8日は「国際女性の日(International Women’s Day)」だということは、私の友人/知人達が毎年誘い合って、渋谷の某パブクラブでのお祝いイヴェントに行くので知っていましたが、一度も関わったことがありませんでした。今回初めて7日に青山にある国連大学で行われた「女性への暴力~根絶に向け男女が力をあわせて今できること~(women and Men: United to End Violence against Women)」と題した国連公開フォーラムに参加してみました。参加は無料ですが、事前申し込み登録制で、写真付き身分証明者の提示が必要とありましたが、実際にはチェックはなかったです。

 

実は、私は国連には一入の思い入れがあって、子供の頃に知ってから青年時代までずっと憧れでした。具体的には何も知らなかったけれど「国連UN」=「国境のない」「世界は一つ」「平和と平等」のイメージで単純にワクワクしました。未だに「国際international」という言葉に弱い私です。スイスはジュネーブに滞在した時に国連軍縮委員会UNDCに勤める人と知り合いになり、働かないかと誘ってもらったけれど、学位がない、つまり大学を出ていないので、実現しなかったという、とても口惜しい思いはいつまでたっても忘れられません。似たような思いを何度かしたので、子供には大学を出ろ、と強調しました。ところで何故、青年時代までなのか?・・・その後、“国連も所詮、お役所”などと言われてしまう実情を身近に見たり、開発途上国での職員の暴挙などの話を耳にするうちに憧れも薄れました。とは言え、その憧れだった「国連」に初めて足を踏み入れるのはちょっとした興奮でした。

 

話を戻しまして、会場の入り口では若い職員さん達が一輪のバラを手に持って立っていました。そんな光景は初めてだったし、当然私には関係ないだろうと席に向かおうとすると、近くのイケメン君が私にそのバラを差し出してくれました。しかも、情熱的な赤いバラです! この会は沢山の国連機関の共済でしたが、お世話役のお一人と思われる国連大学学長顧問の男性のコメントは「女性の問題は、当然男性の問題でもあると、男性も協力したい、せねば・・・」でした。バラはその思いの象徴かと解釈しました。その彼が「何故今まで男性の参加を考えなかったのだろう・・」と指摘したとおり、会場の参加者はほとんど女性で、壇上に並んだパネリスト7人もUNHCR(国連難民高等弁務官)以外は女性でした。日本で活動しているNPO/NGOなどもほとんど女性だけです。メディエーターの目でみても加害者である男性側の関与なくして解決はあり得ないです。男性の問題でもあるので男性が積極的に関わってくれたら、画期的に進展すると思います。随分前ですが北京で開催された国連主催の女性NGOフォーラムで、何千人という女性達に交じってノルウエィから一人でやってきてテントを構えていた男性を思い出しました。「女性への暴力に反対する男たちの会」だと言っていました。(念のため、この問題には女性による男性への暴力も含まれます。)

ちなみにパネリストは内閣府男女共同参画局推進課長、ヒューマンライツワッチ・アジア局東京ディレクター、全国女性シェルターネット、ユニセフ東京事務所、国連人口基金東京事務所、UNHCR(難民問題)の方々。

内容は:紛争時の女性への暴力(特に性暴力)の実情、国連がしていること/できること、日本がしていること/できること、個人(NGONPO)がしている/できること。以下、超省略し、私的に面白かったことだけ書きます:

他国を教育/援助していながら、国内の事情は一向に良くなってはいないではないか、との指摘にたじろぐ行政代表。 それとは対照的に、昨今の貧困と混乱、人間関係の破壊はアメリカ(ブッシュ政権)がもたらしたと、歯に衣を着せずにはっきり言いきった堤未果さん。彼女はものすごいカッコよかったです。臆病で自身のない私にはとても刺激的でした。  

しかしながら、こんなにお金をかけて一生懸命なのに、私たち末端には届いて来ない・・・何故なの?というのが、正直な感想です。答えは・・・やはり行政・・・かな。でもその行政を動かすために、私たち一般市民も変わっていく必要があると感じています。物事を自分の問題としてとらえ、大事なことは自分の意志で決定に参加し、社会は自分たちで作っていくという自覚を持って欲しい・・・ということです。なので、メディエーション、その訓練になります。

あなたはどちら? [その他]

生命は長い時間をかけて環境に適応するように進化してきたわけですが、人間は、自ら作り出してきた物質で満ち溢れた都市居住空間に合うように進化していくのでしょうか? H.G.Wells?か誰かが書いたSF小説を思い出しました:"未来の地球、人類は文明化が進み、太陽光線や細菌など自然界に適応できなくなり、コンピューターで完全に環境管理された地下空間で生活をしている。光は人工太陽。ロボットが普及し、足など動かす必要がなくなった体の部位は退化しつつある。地上に出ることは人体に危険なのでご法度だけれど、みんな今の安全な生活に満足しているので問題ない。然しながら、話に聞く昔の地上の世界に憧れ一組(?)の男女が、地下と地上をつなぐ一本の煙突を使って密かに地上に出る。そこで目にしたものは・・・" もちろん、太陽が燦々と輝き、緑におおわれ生命に溢れる美しい地球です。記憶が正しければ、そこには同じように地下から出てきて住んでいる先人達がいたように思います。この話が頭にあるせいでしょうか、私もいつか人類は二つのグループに分かれると考えています。もうすでにその兆候が出ているではありませんか。バーチャルな社会が肌に合わず、できるだけ自然に暮らしたい自然派、とバーチャルな空間を楽しみ、人工的に製造された物質(生命さえも)だけの中で常に最新技術を求めて暮らしたい派。突き詰めて行くと、この小説のように地上社会と地下社会になっていくのでは~・・・。 あなたは、どちらに住みますか?

「モダン・タイムス」現代版 [その他]

このところずっとWELLリトリートの準備に掛かり切りでした。やっとプログラムとスケジュールのファイナル版が出ました。この10日間程の間に500件近くのEメールが来て、返信しているので、約1000通ものメールが行きかったことになります。始めは時間が十分に有り、いつもと変わりなく始まった打ち合わせ作業で、瞬時に情報が伝わり便利だな~と重宝したのですが、段々締切が差し迫ってくると、一度に何十通も届くようになり、しかも私の性分で自分に放られたボールはすぐに投げ返したい。同じテーマでもどんどん状況が変化し、相手は思いつくままにメールしているようなので(お互い様かな)、まずは全部読んでから、でもたくさんあるので時間が経過します。プログラムの内容や訳文などの返信を書いて「返信」をクリックすると同時にまた違う訂正のものが来ている。もう一度一からやり直し。しかも、次から次へと新しいバージョンが出たパソコン、人によってまちまちです。英語人にはマックも多いので、ファイルを共有して回しているうちに、文字化けや添付が開けられない、などのトラブルが多発。訂正して回したはずのファイルが、ちっとも訂正されずに堂々巡りで戻ってきたり・・・疲れ果てました。 書いているその間にも次から次へと変更だのなんだのと入ってきた日には、チャップリンの「モダン・タイムス」でした。工場のオートメーションのラインにスパナを持って立つ作業員のチャップリン。ベルト・コンベアーで次々と自分の前に流れてくる部品、段々コンベアーのスピードが上がり、どんどん押し寄せてくる部品の対応に振り回されます。

しかし、そうしてみると、何十年も前と今と、一見随分進歩したようで、本質的にはちっとも変わってないということですか。 変わったのは見かけだけ? 

たらば蟹 [その他]

ご無沙汰いたしました。正月疲れ、正直には?十年振りに童心に帰り、そり滑りに興じた疲れで暫く力が抜けていました。越後湯沢に雪遊びに行ってきました。北海道育ちの私は、冬はやっぱり雪景色がいいですね。大阪/広島方面以外の新幹線に乗ったことがありませんでした。新潟方面に行くのも初めて、二回だての新幹線も初めてでその2階の席に乗りはしゃぎ、大宮あたりから富士さんが裾野のあたりまできれいにくっきりはっきりと見えることに驚き、でも、すぐにトンネル続きでがっかりし、そして、そうか「トンネルを抜けると雪国だった・・・」を思い出し、東京を出て1時間とちょっとで越後湯沢に着いてしまいました。駅からバスでさらに30分ほど、スキー場併設の巨大ホテルはヨーロッパ中世の建物を儗て趣があるのですが、越後湯沢=日本の温泉、のイメージが強い私には違和感がありました。食事は和///イタリアン/他のレストランがありとても美味しくて満足。特に和食で大きな器に山積にされたカニは豪華感がありました。

 

数年前のドキュメンタリーですが、たらば蟹と環境問題をテーマにした番組を見ました。タラバ蟹はとても高く売れ良い商売になるそうです。ロシアでは激減した蟹の漁獲量を増やすべく国家レベルで研究を重ねて、極東ロシアの研究者が水槽内でたまごを孵化させることに成功し「これでまた人々が蟹で生活できる。新しい命を創り出す仕事につけて本当に幸せです・・・。」と誇らしげに語る一方、バレンツ海と海続きのノルウエィの研究者は「タラバ蟹が大量に繁殖しているせいで、北の海は砂漠のようです。蟹はすぐそこまでせまってきています。夥しい数でノルウエィの自然の生態系はどうなってしまうのか・・・、ウニなどは鳥の餌にもなるので、海中だけの問題ではないのです。」と非常に困惑顔です。タラバ蟹は他の多くの海の生物と違い、共食いすることがなく、大きな球状になったり、重なりあい大きな山のようになって身を守り繁殖力がとても強いのだそうです。ウニやホタテ貝などを食い荒すので、ノルウエィの漁師達には脅威です。ノルウエィの中央のお役人は実感できないせいか無関心のようでした。

 

 タラバ蟹で救われる人と被害を受ける人。 最近ロシア産の蟹がたくさん安く市場に出ていますが、この蟹さんはどういう謂れの蟹さんかしら・・・と気になったのですが、美味しくいただきました。

12月12日 [その他]

今日のタイトルを考えていて気がつきました。今日は、私たちの家族記念日でした。結婚式をしなかったので、役所に登録したのが今日12月12日でした。結婚記念日ではなくて、「家族記念日」と名づけ、覚えやすいようにと、わざわざこの日を選んだのを思い出します。若いころは、皆で洒落たレストランに行くとか、何かしら特別なことを企画したけれど、今は私でさえ忘れていたくらいですから。 今日は、私一人でも、これまで家族が続いてきたことを、家族と天に感謝することにします。

昨日は英語の勉強会の仲間が数人集まり恒例の第1回クリスマス会でした。皆、母なので、やはり子供トークが中心ですが、英語の会なので国際問題なんかも出ます。このところ超多忙でゆとりのない時間を送っていたので、美味しいものをいただき、ゆっくりおしゃべりできてとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

子供の学校生活で、必ず一人、時には複数いる、我が子が関わる「どうしたら良かろうかと困ってしまう他人の子」にどうしたら良いのだろうかと話題になりました。専門家ではない素人が中途半端に関与すると却って事態を悪化させるかもしれないリスクがあると思います。だからと言って顔を合わせた時に避けるのは、絶対に良くないと思います。子供はとても敏感に正確に大人の心を感じ取ることができます。なので、そんな時にこそ、私の場合は普通に(できれば明るくニコニコと)挨拶して、ちょっと気に掛けているよ、のメッセージを送るようにしています。それは、自分の家族だけが良ければいい、のメッセージではなくて、どの子も社会にとっては大事、ただ、自分の子だけでいっぱいだから、挨拶ぐらいしかできないんだけど・・・みたいな、です。機会があれば、その子が抱えていると思われる苦しみ、多分、親との関係とか、それとなく遠まわしに触れてみるとかして、心の声を少しか聞いて上げられたら、もっと良いのかもと思います。その機会も、敢えて作るなんていうのは烏滸がましくて、たまたまあったらの話です。

 

でも、もし状況が深刻だったら、親も子供も毅然として真正面から問題/課題に向き合うべきだと思います。 関係者が全部同席して話あうべきと思います。人の心の優しさ、日本人特有の穏健さ故に、時間が解決してくれると今までなんとなくやり過ごしてきたことが裏目に出てきているように思いますので。


この違い・・・なに? [その他]

頻繁になってきて危惧していた「人身事故」ですが、この頃は、出かけるときに1件、帰ってくるときにまた1件と、同じ日にダブルになったと心を痛めていたら、何とつい最近、中央線、青梅線界隈で3件の「同時多発人身事故」がありました。やっと好転の兆しが見えてきたはずの大学生の就職、内定を受けて明るい最先にほっとしていたのもつかのま、今回の経済危機で、奈落に突き落とされた大学生も多数出ていることと思います。職も食も医療も年金もままならず、年寄りも、熟年も、働き盛りも、若者も、子供たちも、行き場が無い・・・。死ぬか、神経を病むか、でなければ犯罪に走る(人を危める)しか選択がない人たちが増えてますよね。片や、「ホテルのバーは安いんだよ~、知らないの?」なんていう人もいて・・・。

 

今日、アメリカの崩壊寸前の自動車大手3者の緊急救済するかどうかの公聴会(?)のニュースをやってました。とてつもなく多額の報酬を得て、破産する(した?)という今もなお超高級自家用ジェットで移動する(社費です)、当の会社のトップ役員たちに議長から「is this fair?(公平ですか)」の質問が。そんな状況で、救済してほしいと言われても、税金を使えるわけはないでしょう、と裁断は延期されました。外では、「Greed(業突く張り)!」「Go to jail (監獄行きだ)!」などの怒号が飛んでいました。流石はアメリカ。 表現がストレートです。  役員たちはまたそのジェットに乗ってとこかの超超豪邸に帰って行ったとか。 


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