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本末転倒かも [その他]

メディエーション活動の宣伝のために補助金がもらえることになって、早速ワークショプを企画、市の広報のお知らせに載せてもらおうと張り切って窓口に出向いたのですが、講師となる人が主催の形をとってはいけない・・・とか。何でも、普通のピアノ教室とかの類だとみなす?みなされる?から・・・とか?  え!だって、でも、じゃ~私達はどうなってしまうの? 「連絡先を他の会員さんになってもらって・・・」  でも、充分な体制を取れる状態ではないので、仲間集めも含めた補助金なのですよ。 対策として便宜上できないこともなかったけれど、正義が大原則のメディエーションで私としては、姑息な真似は馴染めないと、ちょっとばかり意地を張りました。次回は他のルートで掲載してもらえるらしいし、今回はそこまでして載せてもらわなくていいかな~に落ち着きました。

今回のケースとか生活保護とか、およそ社会の弱者や市民のために役立つシステムが共通して抱える問題に、「本来の目的意外に利用する」、金銭ならお金があるのに「不正に得る」人達の存在があるようです。それを防ぐためにと、お役所は厳しいチェックとルールで対応しています。ところが、悲劇なのは、そのチェックとルールが時に逆に本来受けられる人たちをも弾き出していることです。例えば生活保護系では、ある人(多分、強面系?)には突拍子のない金額でも支給される一方で(北海道であったタクシー代)、本当に必要としている人は「おにぎりを食べたい」と遺書を残して死ななくていけない。 予算の削減が絡むともっと悲惨です。  

 

他にも、例えば、お金のない学生のための返済型奨学金。今日のような内定取り消しだのなんだの、過酷な状況下で就職できなくても厳しく取り立てられる、と聞きました。 そうなると奨学金というより、普通に教育ローンです。お金が間に合わない人のためのものではなくて、ただの金融商品です。 給食費の問題も、払えるのに払わない保護者と払いたくても払えない保護者、それに子供を不憫に思い教育者としての先生が立て替える、教育委員会はそれが気に入らない、というのもあり、さらに複雑です。 いずれにせよ、悪意や無責任が生む問題に対応するのに、その問題は「末」ではないのですが、「本来」の目的そのものが割を食うのは間違っていると思います!  
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