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2011年度WELLリトリートのご案内 [WELL]

WELL女性言語教育学会研修会リトリート2011のご案内。

3月4日(金)5pm~6日(日)1:30pm

国立女性教育会館(埼玉県武蔵嵐山) 

リトリートは日本語・英語のバイリンガル空間です。女性ならどなたでも参加できます。日帰りでも十分に楽しめます。どうそご参加ください。(宿泊参加申し込みは締め切りましたがツイン・ルームの相部屋でも良ければ若干対応できます。)
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メディエーションの勧め(学校で) [メディエーション紹介]

英語の補助教員ということで小学校1年生から4年生までのクラスに入って一年間。各クラス一年間で5回だけでしたが、クラスの様子、子供達の成長の様子を間近に見ることができて、とても良い経験をさせていただきました。担任の先生の中には新任、つまり教員一年生の方々がいらして、その方々の成長振りと言いますか、プロの教員を目指す力強さや柔軟なエネルギーには感心いたしました。

小学校での事はここには書かないようにしていましたが、その新米先生のお一人のクラスであった事を、どうしても紹介したいし、参考にしていただきたいと思い、書くことにしました。

授業の最中に男の子二人がケンカを始めました。先生が気が付いて「どうしたんだ?」と聞きました。
一人が「ooが髪を引っ張った。」と訴えると、
相手の子は、「(相手が自分の事を)笑った。」と訴えました。
さて、次にその先生はどうしたでしょうか? 聞き耳を立てていたわけではないので、全部を聞いたわけではありませんが、私の耳に聞こえたのは、
まず笑われたと訴えた子が「笑われて嫌でした。・・・???。」
次にもう一人の子が「髪を引っ張られて嫌でした。・・・???。」 
・・・???の所は謝罪だったのでしょうか?良く聞こえませんでした。

ですが、これってメディエーションじゃないですか! ほんの数分間の出来事でした。ピア・メディエーションを紹介する本に書いてある「セリフ(やり取り)」は、私には物足りなく思えて、こんなんで足りるのかと疑っていましたが、充分に足りていました。

この日のこの一件だけで判断してはいけないのかもしれませんが、一年前とは見違えるほどの先生とクラスの落ち着きを、学校でのメディエーション推奨派の私としましては結びつけたくなります。もし、読者の中に教員さんがいらしたら、いかがでしょう。試してみませんか?


激動の地球? [その他]

前回の記事の後、エジプトでは人々が一気に巻き返し、友人からは報告メールと共に関連ニュース記事やら写真やらが次から次に送られてきて、対応しきれなくなりました。テレビや新聞を通して報じられた結果となり、今はリビア情勢から目を離せません。


日本では新燃岳が火を噴き、ニュージーランドのクライスト・チャーチではかなりの被害の地震発生・・・今、地球は地下でも地上でも激しく動き出しているようです。

 

クライスト・チャーチは本当にとても美しい街でした。でも訪れた時にイギリスを思わせるような煉瓦作りの建物に、NZは地震国なのに大丈夫なんかしら~、と会話したのを覚えています。大丈夫じゃなかったのですね。どこかのニュースで、過去に大地震被災の経験がなかったので安心していた・・・というようなことを言っていたように思います。
地球の誕生から今までを12か月のカレンダーに例えるなら人類の歴史は12月末に始まったばかり、とか。地震学者さんが、私達が知りえる歴史の中で地震がなかったからと言って、今後もないということにはならない、地学的には大地震はどこででも起きうる、と言っていました。
どんなに耐震建築と言っても直下型で下の地面がずれたら、やっぱり・・・壊れるんじゃあないでしょうか?・・・原子力発電所とか・・・?

カイロからの報告つづき [海外で・・・]

今週日曜日(6日)に届いたEメールから:

           * * * * * * *

ヘリコプターは時々飛んでいるけれど、戦闘機は飛ばなくなりました。焚き木にしたりバリケードを作るために木がたくさん切り倒されて・・・。自分たちの住んでいる地域は唯一緑が豊かな所なのに・・・。(ナイル川下流のデルタ以外は基本的に砂漠です。)明日は多くの人が仕事にもどるようだけど、タハリール広場のデモ隊はムバラクが出ていくまで動かないでしょう。 
行動範囲が限られているので、私はちょっと退屈しています。家にいる時間が長いので料理にこって、食べて寝てニュースを見て・・・の生活をしています。今はインターネットが繋がってほっとしています。エジプト国外の人と連絡が取れるのは本当にうれしい。
めったに雨など降ることのないカイロで今日は土砂降りの雨でした。12月にも何日か大雨の日がありました。(雨はめったに降らないので)排水システムがないので道路は水浸しでとても寒い一日でした。デモをしている人達は大丈夫かしら。
 
「秘密警察がデモ隊の写真を撮っていた。自分を含めて写真をとられた人達はそのうち“消える”かもね」と(夫の)兄弟が言っていたのを、前回のメールで書くのを忘れました。

           * * * * * * *


ムバラク大統領は9月の選挙まで居座るとか、9月というとまだ半年もあります。随分たくさんのことができるでしょう。結局、悪意と暴力が勝ってしまうのでしょうか・・・、というか正義のためにどれだけの犠牲を払わなくてはいけないのでしょう。人間であることにめげてしまいそうです。

今日からバレンタイン・バージョンですが、何だか相応しくない記事になりました。ちょっと疲れているのかもしれません。明日は「愛」を語れるよう今日はゆっくり休むことにいたします。


 


3月21日第3回講座開催します [草の根‐講座/WS/勉強会のお知らせ]

上手なコミュニケーションと対立解消」メディエーション基礎講座のお知らせ

 3月21日(月曜・祭日) 10~5時
 学園都市センター第2セミナー室 (JR八王子駅前東急スクェアー・ビル)
 参加費¥1000

お問い合わせ、お申込みは、記事下コメントから、または、リンク「草の根メデイエーション(和解支援)の会」から入ってメール、でお願いいたします。
こちらのチラシをご参照ください。


カイロからの報告 [海外で・・・]

前の記事に書いた今カイロにいる友人から「9日間遮断されていたインタンーネットが、多分短時間だとは思うけれど、開いたので」と状況報告メールが入りました。以下は彼女の話を要訳したものです。( )の中は私のコメントです。


銀行は完全に閉まっていて、騒ぎが収まるまで開かないでしょう、何故なら、ムバラクが退陣するまで誰も職場に戻ることはないでしょうから。今、workしているのは軍隊だけ。警察は市街地の交通整理以外は見当たらない。

人々が集まっている市街地は食料が無くなっているけれど、うちの近所のローカル・スーパーには十分にあるので困っていない。略奪行為を警戒して、.地域の男性住民は皆交替で徹夜で通りに立っている。2,3のブロック毎にバリケードを作って住民以外の通行人に対して監視している。軍隊もマシンガンや戦車砲で、略奪者が出ないように威嚇射撃をしている。暴徒の類は、捕まえると軍隊に引き渡している。

国中(大袈裟?)の警察所は全部焼き払われ、刑務所は、看守が逃げ出し(囚人が逃げて)空っぽだ。
労働者が職場にいないので国は膨大な損失を出している。スエズ運河では通行料を取る人がいないので船はただで通っているけれど、船は水や必需品を手に入れられない。

戒厳令が出されているけれど、皆、無視している。ただ、「ムバラクは、明日金曜日、24時間の戒厳令を出す、従わない者は撃つように軍隊に命令した」と言われている。 市街地は血の海になるかもしれない。

娘と孫達(アメリカ人)は、アメリカが用意した飛行機でアテネに避難した。(民間人の割り当てが?・・・50席しか無かったそうで、多分、母子が優先されたものと思います。)そこからニューヨークに帰るのだけれど、アテネまで一人400usドル、その先アメリカ行きの飛行機は法外な値段(正規運賃なので?)、どうしよう・・・。


もし、金曜日にムバラクが退陣しなければ、暴徒化する人々が増えるでしょう。私達は、軍隊が彼に退陣を余儀なくさせるのでは、と考えています。エジプトは、国が機能していないことで多額のロスを生じている、もう限界ですから 



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