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責任は誰に・・・? [是非、読んでください]

3人殺傷、少年に死刑求刑(21日の朝日新聞の記事を読んで) 

「自分の命を持って償う気持ちはありますか」
「全てをあなたが受けることで許されるとするなら、あなたは受け入れますか。死ぬことになっても」
少年は言葉を詰まらせながらも「はい」と返事をしたそうです。 

「この場にいる全ての人に、あなたの犯行が影響している。あなたの心の言葉で話してほしい。」

この少年にそれができるようなら、こんな事件は起きなかったでしょう。生まれてからその事件の時まで、誰がこの少年にしっかり向き合い、その心の言葉に耳を傾けようとしたでしょうか?
誰がこの少年に、本来、尊重されるべき社会のルールがあることを納得してもらえるように説いたでしょうか?

少年の犯行がそこにいた全ての人に影響していると責めるなら、その少年にそのような形で影響を与えた大人や社会の責任はどう責めるつもりでしょう。
少年は自分の取った行為に命をもって償うのは当然とするならば、その少年を犯罪行為に至らしめた・・・環境、社会、教育・・・の不備については誰がどう償うというのでしょう。・・・不公平です!!! 

工場で生産される機械のごとく、この少年はたまたま出来てしまった「不良品」のように廃棄されるのでしょうか? 

この少年もこの世に生まれ出てきた時には他の普通の子供たち同様に純粋無垢だったはずです。その赤ちゃんが、死刑に値するほどの行為に至る少年に育ったのは、少年の責任なのですか?
大人社会のエゴを一身にかぶって育ってしまった少年が言葉を詰まらせながら「ハイ」と答えるシーンを思い浮かべると私の胸は張り裂けそうです。 


12月12日第2回講座開催します。 [草の根‐講座/WS/勉強会のお知らせ]

今年度2回目の講座を12月12日(日曜日)に開催します。今回広報に出遅れましたのでどれだけ見えるか・・・。みなさ~ん、どうぞいらしてくださ~い!詳細はこちらです。 

3回目の講座は3月21日(月曜日春分の日)の予定です。

ホームページを新しく作成中・・・正確には、作成してもらっているところです。今までと全然違うイメージのページになりつつあります。トップのイメージも調整中です。たくさん注文をつけたので、ちょっと時間が掛かっています。今回整ったら、その後は最新情報を随時アップしていける・・・ように今回、変えてもらっています。

新しい仲間と活動の広がり・・・来年度は市の補助金申請はしないことにしました。来年度は名前の通り、地域に根を張り出すような活動になりそうです。ただの雑草にならないように・・・頑張ります。ちょっとワクワクの心境です。 


高尾にもコミュニティ・カフェ [その他]

高尾に素適なコミュニティ・カフェができました。北欧なども旅したオーナーさんのインターナショナルなセンスと、リフォームの際に処分せずに残したと思われるレトロな日本建築の一部を取り入れた、素朴で温もりがあり、でも、洗練された空間を感じさせるそのカフェで、ジプシイ・ファミリーのライブがありました。客席にいたオーナーさんの仲間のフラメンコ同好会(?)の方々がフラメンコを踊ってくれて、最後にはみんなで踊って・・・タブラオ和風/高尾風(?) の空間に久振りに心を動かされました。 

キッチン・カウンターの上には、メニューは少ないけれど心を込めて丁寧に作られたと思われる軽食が用意されていました。一食¥500、素材の良さと味の良さを考えると安いくらいに思います。今のところ常時開店ではなくて、スローフードも提供するイベントカフェとして随時オープンのようです。 オーナーのMさんにはご身内に身障者の方がいらっしゃり、その関係から、ずっと養護学校の造形活動などを支援してきたとか、次回のイベントはその作品展だそうです。福祉の分野も勉強し介護センターも運営されています。 

五体満足な人、不満足の人、日本国籍の人、外国籍の人、国際結婚してイスラム教に改宗したらしいヘジャブを被った日本人母と恥ずかしがり屋の子供達、・・・色々な人種と色々な事情の人が普通に混じり合う空間が好きです。自分はまだまだ感動できると知ったこと、感動できる空間が地域にできたこと、うれしいです。 


弁解 [「草の根」活動]

 このブログを読んで下さっている皆さま、いつもありがとうございます。このところご無沙汰気味で申し訳ありません。お話したい事や思いはたくさんあるのですが、それを短時間で言葉にまとめる「脳」力とエネルギーが不足気味です。 自分を物に例えるならば、というのがありますが、私の場合は「出始めの頃の蛍光灯」です。グローランプが灯った後ややしばらく待って蛍光灯が灯る。触角(触覚)のようなもので感じて言葉を発し、動く、それから暫く経って、あ~そういうことだったのか、とひらめくタイプです。お話を即座に上手にまとめる・・・ということに苦手感があります。  

 お子さんと学校のことで相談を受けました。自分自身も随分前になりますが「保護者」をしました。子供の小学校で、クラスが崩壊していた同学年の担任の先生が自らの命を断たれました。中学校では、職員室でなりたての新人の先生が無視されていました。家庭(父、母、子、・・・)が抱える問題。学校(管理職、担任、・・・)が抱える問題。 今、小学校に関わっていることで見えてくるものがあり、“関係修復を願う” 草の根メディエーションの会的に、教育現場で何ができるか・・・何をしたらいいのか、模索中です。 

 地域に根を張り出すきっかけが “また”見えてきました・・・前にもそういうことがあったのですが、そこから先が進まなかった・・・。 1年目より2年目、より暮らしやすいフェア(fair公平)な社会を目指す動きと広がりを実感しつつ、草の根メディエーション活動の広がりも予感・・・


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