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親子の問題‐その1 [家族間の問題]

今日は、まちの相談室さろんコスモスが企画した講演会でのお話をまとめてみました。
都内の児童養護施設で深刻な問題を抱えている子供達を迎え入れ、子供達の実情とその事情と背景をたくさん見てきた施設長さんのお話です。
 

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 ≪問題行動(大人から見て困った行動)を起こす子供達は、理不尽な扱いを受けて不安や怒りを心に貯め込んでいる。≫ 

子供は、悲しい、悔しい、虚しい、情けない・・・負の気持ちが芽生えた時に 
・聴いてもらうことがない
・理解されることがない
・共感してもらうことがない
・慰められることがない
・褒めてもらうことがない
・不当に怒鳴られる/
殴られる 

子供の心と体は不当な扱いを受けていることに正確に敏感に反応す、その気持ちが不安と怒りに変わる。ところが、  
・子供には、そのキャッチしているものが何なのか分らない。
・不安や怒りがどこから来るのか、何故なのかも分らない。
・その不快な何かをどうしたらいいのかも分らない。


「何が何だか、わけわからない・・・」でイライラが付きまといそのストレスが外に吐き出される。それが所謂、問題行動となる。
「問題行動をする子は、問題を抱えている子」・・・
(よく耳にするキャッチフレーズです。)
で、自分の今に・過去に・自分の誕生に自信を持てずに、自分はダメな子・存在価値の無い子と自らを評価する。

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「わけわからないし~・・・」 小学校でも、中学校でも、問題行動を起こす子供の“つぶやき”を何度か耳にしました。頭の整理がついていけないから、新しい知識を次から次へと供給する学校の授業の理解にも影響していると考えられます。子供は、大人が教えようとしなくても、ちゃんと総合的に理解しようとするものだと、感じています。それを阻んでいるのは・・・??? 


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