クリスマス・カード [その他]
友人に紹介されたEカード、今年はこれ。画面が出たらクマさんをクリックしてください。(見本なのでメッセージは入っていません。カードを購入、利用したい方、ホームページはこちらです。)
日本では、何故キリスト教徒でもないのにクリスマス・・・?
私が幼少の頃、住んでいた札幌市にはケーキ屋さんはまだ2軒でした。敗戦後の貧しい日本の家庭では(うちのことですが)、お誕生日とクリスマスの時だけ、ケーキを買ってもらえました。苺の乗ったいわゆるショートケーキと呼ばれるものでそれはそれは楽しみでした。
ちゃぶ台と鍋釜、食器棚、タンス・・・最低限必要な物しかなかった家庭で、クリスマスツリーやサンタクロースに夢を馳せました。
「ホタルの墓」でもよく知られているように、戦争で肉親を失った子供たちや、多くを失って貧しい生活を余儀なくされている家庭の子供達に何か楽しみを、ということで進駐軍が紹介して広まった・・・とか聞きました。
イギリスやポルトガルで経験したクリスマスは日本のお正月に近いものでした。普段遠くにいる家族や親類が年に一度この日に集まってご馳走を囲み話に花を咲かせてお互いの無事と健康に感謝する。教会でお祈りし、晴れがましいというより厳かなお祝いでした。1月の何日かまで続きます。去年訪れたスペインでも25日を過ぎてもテレビではずっとクリスマス番組でした。
我が家では両方の折衷で、私の貧しかった子供の頃の思いも込めて、「感謝」と多くの人にとって「心が和む世の中でありますように」と願う日です。
(クリスマスバージョンにしたら活字が少し薄くなりました。ちょっと読みづらいかもしれませんがこのままいきます。)
2010-12-25 10:34
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