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子供ぴあ・め [子供ぴあ・め]

子供ぴあ・め(peer mediation)ワークショップ2回目やりました。テーマはブレイン・ストーミング。一回目の「紹介編」は反省点改善点多々ありでした。今回の参加者は前回に比べかなり少数だったけれど、草の根的ワークショップにはなったかな~・・・。自分を自由に解放してもらうのが目的の「お絵かき」を楽しんでもらえたようです。良かったです。用意したシート全部に描いてくれました。たくさん来ても困らないようにとたくさん持っていって良かったです。 

いつもしわ寄せを受けるのは弱者。特に将来を担ってくれるはずの子供達が置かれている状況には深刻なものがあります。心を閉ざすどころではなくて誰も入って来ないように「しっかり戸締り」しているように見えました。ここでも、メディエーションの本題に入る前に自己認知、自己肯定(self-esteem, assertiveness)の必要性を切に感じました。大人に比べ、そのガラスの心は遙かに薄く、すでにひびが入りまくっている、今にも粉々に砕け散りそうな子供たちに、どう手を差し伸べるのか、とても難しいですが取り組まなければいけない重要な課題です。

子供たちに「家族や友達、ご近所さん、本来ならお互いに大切に思うような関係の人達が、何故かけんかに・・・、憎しみあう・・・、そういう人々の争いの間に入り、また良い関係に戻れるようお手伝いをする仕事、市民活動をしている」と自己紹介しました。我ながら,はっと気がつくものがありました。

人々の内面に押し込められてきたストレスや心の叫びが病んだ状態で表面に浮上しつつある今、虐待行為に走る親、人との直接的な接触を避けて引きこもる若者など、人との関わりで問題を抱えている人達に、問題にいち早く気が付くはずであろう人々(市民)の意識に、もっと強く働きかけるような活動が必要だ、とずっと自分が思っていた、ということにです。

本当なら愛おしみあう関係の親と子。親は子供を虐待し、子供は親を憎む、その憎しみは歪んだ形で、自分または他者(社会)に向けられるようになる・・・。本当に悲しいことです。「良い関係を取り戻してほしい・・・」そこに私の草の根的メディエーション活動の原点がありました。


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