SSブログ

新潟訪問 [その他]

「ADRな日々」さんを訪ねて金土日と新潟に行ってきました。幸い天候に恵まれ暖かかった金曜日は新潟市の港へ。駅から観光循環バス犬夜叉号で目的地に。「犬夜叉」は娘が大好きだった(私も好きだった)マンガでいきなり歓迎されたような気分です。目的地は高層ビル「朱鷺メッセ」。お菓子メーカーがスポンサーになっているらしいそのビルの最上階はパノラマ展望室になっています。無料です!そこから見渡せる景色、始めて見た佐渡島、思っていたのよりずっと大きかったです。佐渡島というと水戸黄門などの時代劇に出てくる金山しか思い描けない私です。雪を被った山つまりそれほどに高い山があるのも意外でした。その同じビルには美術館もあり「花鳥風月」美しい日本画も楽しみました。

新潟というと、半世紀ほど前まだ飛行機が庶民の乗り物ではなかった頃、西洋に旅することに憧れた若者にとってパリやロンドンへ向かう玄関口の一つでした。新潟からウラジオストック(ハバロフスク?)に渡り、シベリア鉄道に乗り一週間、ロシアを横切り西側に着くという旅にロマンを感じたものです。

「朱鷺メッセ」と川を挟んで向かい側に歴史博物館があります。その博物館に行くのに川を渡る水上シャトルバスサービスがあると知りました。折角だから船に乗りたい・・・。乗り場の辺りに着いてきょろきょろしていたら、「乗るの?」「え?ハイ・・・」「乗せてあげて!」近くにいたおばあさんが叫びました。え?え? 船はもうロープを外し岸から離れつつあったのですが、叫んでくれたおばあさんはその口ぶりから乗組員さんの知りあいなのか、それともただ親切だった土地の人なのか、とにかく船は戻ってくれて私を乗せてくれました。なんだかうれしくて何度も何度も「ありがとうございます」を繰り返しました。東京ではすっかり見られなくなったシーンです。

歴史博物館では砂地の上にできた新潟の苦難の歴史や近代交易で栄えた様子などが紹介されて面白かったです。夜はSさんが小奇麗な料理屋さんに案内してくださり美味しい夕食とメディエーション談義を楽しみました。

 

土曜日は弥彦神社に弥彦山。上りはロープウエィで。この日も良い天気で、頂上からのパノラマビューは素晴らしく、暖かい日差しを受けて気持ち良くていつまでもぼーっと眺めていたかった。山にはところどころまだ雪が溶けきらずに残っていましたが、陽だまりに咲いている雪割り草やカタクリの花を楽しみながら歩いて降りました。結構きつい山道で最後の方では足がガクガク・・・でも、大丈夫。そのあとはSさんが洒落た温泉へ連れていってくれました。ワイナリーを併設していてちょっとセレブなスパでした。すっかり寛いで、帰りましょうと外の暗闇にでると、何と花火が! 視界を遮るものは何もない平野の夜空に普通に大玉の花火がド~ンと打ち上げられて・・・とことんラッキーな私でした。

新潟訪問の締めは日曜日、新潟中のダンス愛好家が集まってメダルテスト大会。Sさんはスーパーファイナル級に挑戦。Sさんはモダン種目で長いスカートが優雅に揺れて、華麗に踊っていらっしゃいました。私もステップを踏みたい気持ちになりましたが、前日の弥彦山下りで脹脛が・・・イタタタタ。

この週末は盛りだくさんの素晴らしい休暇となりました。何よりも、苦戦しながらも果敢に新しい取り組みに挑んでいらっしゃるSさんとゆっくりお話できたのが良かったです。Sさん、ほんとうにありがとうございました。

 


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。