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南ア・カースニー大学合唱団 [その他]

アフリカと言うと、いくつかのお決まりのステレオタイプなイメージし浮かばない私です。干ばつと飢餓、内紛、黒い(人)、暑い、砂漠、そしてターザンの雄叫びが響く森と野生の動物が駆け巡るジャングル大帝(ライオン・キング)の広大なサバンナ。   先日、八王子市南大沢のホールで南アフリカからやってきた若者達、カースニー大学男声合唱団のコンサートがありました。14歳から18歳までの男の子達の合唱団で、青少年合唱コンクールでも民族音楽合唱コンクールでも世界トップランクに位置する合唱団です。 http://www.youtube.com/watch?v=kOn5TR2Z8cE

コンサートの前に、南アフリカ大使主催で、コンサートの主催者である八王子市(市長)と八王子教育委員会(委員長)に謝意と敬意を払うレセプションがありました。(私は市側の通訳のお手伝いで同席させていただきました。)  南アフリカ大使の、市長に対する敬意と思いやりが目一杯に感じられる言動に、私は水をかけられてはっと目が覚めるような衝撃を感じました。 

南アはワインの産地でもあり、今回特にワールドカップのために特別な赤ワインを作ったとかでレセプションでも振舞われました。 ですが、市長は車(ご自分で運転?)なので飲めない、ということで、大使は 「では、お土産に」と速やかに手配され急きょ「贈呈」とうことになりました。   さらに、おそらく、市長はコンサートの時間には他用があり、歌を聞けないことがはっきりしたからだと思いますが、下のホールで練習していた男の子達が上がってきて、市長のために南アの民族音楽を一曲歌ってくれました。 裸足で半ズボンにポロシャツやTシャツの(多分)普段着で、普通のワルガキ(失礼)にしか見えない彼らでしたが、歌い始めると、何ということでしょう! そんなに広くもないただのレセプションの部屋がアフリカの大地と変わり、その歌声はサバンナの隅々まで響き渡るかのようでした。   歌の後、レセプションは続きましたが、子供達はレセプション会場を出る前に「(主催してくれて)ありがとうございます、と一言いたい・・・」と市長のところに挨拶にやってきました。市長も気さくな方で、一人と一人と握手なさっていました。 

久々に心地良い刺激を受けたインターナショナルな一日でした。


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