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日本語も国際化・・・その2 [徒然・・・]

  WELLを知ってから、かれこれ7年近くになるでしょうか。その間日本人の英語力アップにも目覚ましいものがありますが、外国人の日本語力アップはさらに上をいっているように感じています。リトリートのプログラムを作る際に、発表者の内訳は「日本人」と「日本人ではない人」、つまり「日本語の発表」と「英語の発表」が半々程度になるように、が慣習でした。日本人=英語がわからない人、外国人=日本語がわからない人、で、お互いの言葉の壁を考慮して日本語と英語のバイリンガル・ポリシーを取っていますので、通訳が必要でした。日本人の英語力が向上し、会を重ねる毎に、全体での逐次通訳から一部の方対象のウィスパリング(whispering:個人的に耳元で囁くように通訳する)で間に合うようになってきました。

  日本人と外国人、かつては外見もはっきり違いました。ですがWELLでいろいろな女性達と知り合い、今では日本人だの外国人だのとそう簡単に仕分けられるものではない、と感じています。で、思いついたのは日本語が主言語の「日本語人」と英語が主言語の「英語人」という呼び方です。発表者は日本語でする人と英語でする人で分けバランス良く・・・。見かけはやはりほぼ日本人と外国人でした。ところが、今年はなんと、8人中7人がご自分でバイリンガル発表してくれます。外見の内訳は東洋系2人と西洋系6人です。前回の記事のTさんのこともあるし、 ここまでくると、日本人だの外国人だの、って分けることはないじゃない、と言いたいです。

 《在日東洋系の方、特に2世代目以降の方は言葉も完璧日本人ですし(他言語はできないという点でも)、タイ・フェスティバルに行くと、話している言葉を聞かなければタイ人と日本人と区別がつきません。こんなことも・・・子供がまだ幼い頃、家族で韓国に旅行した際、何度か韓国語で声を掛けられました。「あなたたちどこから来たの?」 夫がにわか勉強の下手くそな韓国語で「日本から来た・・・」と答えると、人々には私達が在日コリアンだと映ったようでした。「よく(帰って)来たね~・・・」風に温かく迎えて下さいました。》 


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