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On line メディエーション [「草の根」活動]

APMFフォーラムで「on line メディエーション」の分科会があるのを知ったとき、IT音痴の私は、即座に、私には関係ないと決めつけて見向きもしませんでした。ところが、今、気がついてみると、on lineで話し合いをしているではありませんか! こういうことだったの? 「草の根」の場合、各地のADRセンターさんのようなしっかりした組織も建物もありませんが、その分身軽でもある故、また、かかわり始めの流れから、私が当事者さんに会いに出向くという形でスタートしました。(正確には、核になっている当事者さんは、その方のお子さんですが。)  もう一つのケースは私も出入りする場に関わる方々の問題でしたので、始めは、私がその場にいました。(問題は数年前からあった・・・ようです。) メディエーションではface to face が原則ですが、今回の場合は、感情のこじれが甚だしい(相手に会いたくない)ことと、お互い(当事者さんとメディエーター)、日々の暮らしがあり、顔を合せるスケジュールが取れないことなどから、止むを得ずメール交信中心、もしくはメール交信を交えた形で進めています。どちらのケースもお二人の問題にもう一人(以上)の関係者がからみとても複雑です。今のところ、私がずっと心に思ってきたこと、APMFで学んだこと、何故メディエーションなのか、ということは、当たっていると、感じています。ただ、まだ、終了ではないので、私としてもこれからどうなるのか、緊張の日々でもあります。   

実は、前回の講座のあと息切れしていました。講座開催の宣伝に追われる自分が、まるでクルクル回転する輪を走るハムスターのように思えて、疲れてしまいました。 市民活動の先輩さんから、思い切って休憩期間をとることも大事と、教わりました。 お陰さまで今年前期の活動で、たくさんの学びがありましたので、ゆっくり休んで態勢の立て直しを図ります。 

実際にかかわらせていただいているメディエーションも当事者さんがとりあえず落ち着き、これからは後半戦に入る、と私的には捉えています。今後のメディエーション活動を進めていく上でなくてはならない貴重な実戦経験で、機会をいただいたことに感謝しています。今回の経験からも、草の根レベルでのメディエーションがとても意味があるものと確信し、メディエーション(の手法)が広く人々の間に普及して欲しいと、願います。人々が気軽に立ち寄れるメディエーションを提供する場が地域にあったら、どんなにか人々のストレスの軽減に役立ち、うつ病になる人も減るのでは、と感じています。 
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