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始めて娘と和やかに合意! [草の根的メディエーションのつぼ]

メディエーションの壺:傾聴、言い換え、相互理解努力 

家族が3人しかいない我が家ですが、33様、まるで意見が合いません。飛んでる女キャリア・ウーマンの奔りだった母(私)はいつもバリバリと音が聞こえてきそうなほど事務的に理屈で攻めますが、さすがわが娘(19)、負けてはいません。興奮して必死に守りに入る娘に、「まずい、大人げない母」と何とか収拾をつけるというのがいつものパターンでした。「親は絶対に自分の価値観を押し付けようとする・・・」と、子供は口を揃えます。私なんかは特にその反対を心がけているつもりなんだけど・・・難しいですね。 で、今回は、思い切り気持ちを穏やかにと自分に言い聞かせ、否定的な表現をうまく肯定的な表現に「言い換えて」質問できた・・・ことで、娘の考えがはっきりわかり、その内容に私も同意できて、お互い心穏やかに納得、で終わりました。子供の言動に「間違った方向に行ったらどうしよう・・・」とこの母は神経質になりがちです。子供の口から出てきたとおりに取り、慌てることがあって、そこでよ~く聞いてみると良いのですが、忙しいとこちらの言いたいことだけ言って流すことが多かったと、反省しています。  

同じ日本人、同じ家族でありながら使う「言葉が違う」と感じています。言葉は文化ですから、その人の所属集団(社会)やその中で過ごす時間などの要素でずいぶん違ってくるのではないか、と。生まれて最初のうちは親と全く同じでも、幼稚園/学校に通い始めたりして少しずつ親とは違う社会に属するようになるわけですから、高校生、大学生あたりからはもう殆ど外国人に近いのではなかろうかと。渋谷言葉とか省略言葉などは私には通訳が必要ですし。 (例えば「今日は買い弁」を初めて聞いた時には「けんべん」の間違えかと、聞きなおしました。/ こんな川柳を耳にしました:デジカメの餌は何だと父が聞く。/ クイズ:「プロリン」とは何?ご当地キャラではありません。正解の方には景品を送ります‐2008年12月31日まで有効)   それと、言葉は生涯学ぶものなのかも。時代が変われば、表現する内容も変わる、即座に完璧に表現する、なんていうことはいくつになってもなかなかできないのではないでしょうか。それなのに、さらに今は昔のような大家族も少なく、小さい子も大きい子も一緒に遊ぶ機会がぐ~んと減って、テレビやゲーム、ビデオなど一方向で育つ環境で、余計に相互理解コミュニケーション困難症が多いのだと思います。 
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コメント 1

よねっち

>思い切り気持ちを穏やかにと自分に言い聞かせ、否定的な表現をうまく 肯定的な表現に「言い換えて」質問

こんなふうにできたら、私と下の娘との会話も和やかに終わるんだろうなぁ。

「説明するのが面倒だ」という娘に、つい責めるような、疑うような口調になってしまう私。
娘はそんな私の心の奥底を敏感に感じ取って「ああもう話す気がなくなった」という具合になってしまう。

どうも最近、下の娘とは普通の会話がちゃんとできなくなってる気がする。
あれこれと口うるさい私に対して、娘はバリケードをはっているみたい。

メディエーションの壷“傾聴・言い換え・相互理解努力”
これを実行できるように私も精進しなくっちゃ!


by よねっち (2008-10-31 15:57) 

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