SSブログ
草の根メディエーターの主張 ブログトップ
- | 次の10件

「息苦しい」は「生き苦しい」? [草の根メディエーターの主張]

何でもお金お金の世の中になってしまってお金の問題の解決にお金が掛かるのは良いとしても、心の問題にまでお金が必要、つまり、お金がないと心の相談もできない、なんて・・・。しかも、そのお金は回らずに途中で吸い取られる一方のような気がしませんか?何度も日本と外国を往来してきた私ですが、NZから帰国して、始めてカルチャーショックを受けました。鬱病かしらと思うほど、何だかとても息苦しくて・・・。NZでの暮らし(私の周辺)では人々は本当に物を大事にして、無駄にしないように最大限の努力していましたし、お互いが助け合う姿勢も体制もありました。家の庭ではレモンなどの柑橘類が鈴なりに実を付けて、その辺のビーチではひょいと釣り竿の糸を放ると、大きな魚が釣れて、お金がなくても取りあえず何とかなるかな・・・みたいな安心感がありました。自然はお金がなくても自然に再生しますが、ビルやコンクリートや工業製品は処分するのにもお金が必要で、お金無しでは再生しないし、自然に戻ることもありません。でも、お金は、誰もが好きなだけ自由に手に入れられるものではありません。次から次へと新製品を出し、消費をあおり、食べ物の生産は外国に依存し、大都市では畑や自然をつぶして都市化―物質に変えてしまいました。。病気になっても手当てもままならず、お金を得られなくなった人の行き場がない・・・生活も生命も廻らなくなって・・・これからどうなるんだ? 今日は生活が成り立っている人も5年後10年後は・・・? “息苦しさ”の原因は“生き苦しさ”だったようです。

公益資本主義(2008/12/28) [草の根メディエーターの主張]

公益資本主義」という言葉を目にしました。「株主ばかりが儲かる『株主資本主義』を真っ向から否定して、一握りの人だけに富が集まり・・・・」ではなく、「慈善活動でもない、会社を通じて多くの人々が社会に富を還元できる仕組み良い」という考えだとか。記事ではバングラディシュでのビジネスの例が挙げられ、「最先端技術を使い、政府のODAを湯水のように投じてもやりきれないインフラ整備を安い費用でできる。人口が1億4千万くらいなので、所得が低くても、それ以上にサービス料金が安ければ、十分になりたつ」。さらに、「この会社の利益の4割を、貧困層の自立を後押しするNGO, BRACを通じて地域に還元・再投資できるようにした。株式会社は普通、税引き前利益の約5割が税として持って行かれ、残りの約8割が株主配当金に充てられる。NGOBRACにはさまざまな税制上の優遇があり、配当金も非課税扱いになる。」そうです。(2008/12/20朝日新聞)・・・?数字に弱い私ですが、一部の人が独り勝ちする資本主義ではなくて、公益を追求する資本主義であって欲しいと私も思います。

 不満と不公平感で私の気持ちに「対立」が芽生える:お給料を現金で「給料袋」でいただいた頃からを知っている私としては、銀行の口座振り込みへの移行、窓口サービスから無人ATMへと普及し、自分のお金を引き出すのにお金が要ると知って、例え、100200円でも許せない! だって、始める時はどうぞよろしくと満面の笑みで、そのうち口座利用しか選択がなくなると、サービスは減る一方で、お金だけ取り・・・、しかも、ATMを悪用した振り込め詐欺のおまけつきで、とても不便になりました。
- | 次の10件 草の根メディエーターの主張 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。