ナンバー1 よりも オンリー1 [草の根メディエーターの主張]
「ナンバーワンにこだわることのむなしさ」、確かに。 同じような物を売って
何年か前は、何とか客をつかもう・離さないぞうの「やり手店員」。その気迫に押され、ゆっくり見れない、もしくは捕まって中々店を出れない。なので、余程じゃなければ店内に入らない。
それがやがて、優しいお姉さんの乗りの「フレンドリー店員」に変わり、声は掛けてくる、でも 「ゆっくり見たいので・・・」というと引き下がる。相談すると親身になって乗ってくれる。でも、お客のご機嫌取りを忘れない―ホントは似合ってないけれど、「良くお似合いですよ」と、取りあえず言ってるのかも・・・の疑惑。
ところが、この頃は「Win-Win店員」さんが出現です。 店内で「他の店も見てみよう」と普通に言える空気。店員さんも「他にも色々ありますから、他の店も見てみて下さい」の言葉と姿勢。スタイリストとしてアドバイスする際の言葉も、「ご自分では、そのお色がお好きなんですね。」 と、見習いたい応対です。
日本もいよいよ変わってきたな~、の実感です。恐らく、お店には、独自の物を提供しているという自信があるのでしょう。他と競うことはあまり考えていない。気に入って買ってくれるお客さんがいる、それで充分。お客の方も有名度よりもそれぞれの好みに会わせて店を選ぶ。これからはNo.1よりもOnly 1の時代、つまりそれぞれの個性や持ち味が評価される時代がやってきつつある、と感じています。
2009-10-14 00:13
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