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APMF会議参加報告 その2 [2011APMFバンコク]

メディエーションは多分野に及ぶので、基調講演以外は、分野別の分科会になります。特に今回は実務者会議となり、私は「家族の問題」グループで発表させてもらって、分科会ではそのグループに付きました。他の分野の話も聴きたいのに聴きに行けなかったのが、いつものことながら辛い。あっちもこっちもそっちも興味があります。分身の術を習得したい!
今後web siteを充実するとか、各分野の会議内容はそちらを参照くださいませ。(まだアップされていません。)

 「家族の問題」分科会:7人という極小グループでしたが、参加者は会長始め、熟練経験者ばかりで私には超ラッキーでした。自分の発表もあまり緊張せずにできましたし。家族の問題では、"大人の都合で子供に多大な影響が出る、それで又問題が複雑に深刻に発展する"背景と経過が共通していました。・・・何処も同じようです。"

私は、若い夫婦の協議離婚ケースに絡めて、日本での特徴的傾向として、「親が子離れできないことで子供の精神衛生にまで影響を及ぼす深刻な経過を取る・・・」と話ました。(“子離れできない”とはkmk的には“気がつかずに子どもの自我自立の芽生えを摘み取っている”という意味です。) 

私の師匠の一人でもあるオーストラリアからの発表者は、夫婦の離婚問題に絡み親も子供も気持ちがバラバラになっている家族のケースについて話してくれました。諸事情により「子供達が車で2時間かかる学校に通っている=通わせている=親は送り迎えしている=親にも子供達にも無理があり疲れ切った」ことが根底にあった、というケースでした。 


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