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カイロからの報告 [海外で・・・]

前の記事に書いた今カイロにいる友人から「9日間遮断されていたインタンーネットが、多分短時間だとは思うけれど、開いたので」と状況報告メールが入りました。以下は彼女の話を要訳したものです。( )の中は私のコメントです。


銀行は完全に閉まっていて、騒ぎが収まるまで開かないでしょう、何故なら、ムバラクが退陣するまで誰も職場に戻ることはないでしょうから。今、workしているのは軍隊だけ。警察は市街地の交通整理以外は見当たらない。

人々が集まっている市街地は食料が無くなっているけれど、うちの近所のローカル・スーパーには十分にあるので困っていない。略奪行為を警戒して、.地域の男性住民は皆交替で徹夜で通りに立っている。2,3のブロック毎にバリケードを作って住民以外の通行人に対して監視している。軍隊もマシンガンや戦車砲で、略奪者が出ないように威嚇射撃をしている。暴徒の類は、捕まえると軍隊に引き渡している。

国中(大袈裟?)の警察所は全部焼き払われ、刑務所は、看守が逃げ出し(囚人が逃げて)空っぽだ。
労働者が職場にいないので国は膨大な損失を出している。スエズ運河では通行料を取る人がいないので船はただで通っているけれど、船は水や必需品を手に入れられない。

戒厳令が出されているけれど、皆、無視している。ただ、「ムバラクは、明日金曜日、24時間の戒厳令を出す、従わない者は撃つように軍隊に命令した」と言われている。 市街地は血の海になるかもしれない。

娘と孫達(アメリカ人)は、アメリカが用意した飛行機でアテネに避難した。(民間人の割り当てが?・・・50席しか無かったそうで、多分、母子が優先されたものと思います。)そこからニューヨークに帰るのだけれど、アテネまで一人400usドル、その先アメリカ行きの飛行機は法外な値段(正規運賃なので?)、どうしよう・・・。


もし、金曜日にムバラクが退陣しなければ、暴徒化する人々が増えるでしょう。私達は、軍隊が彼に退陣を余儀なくさせるのでは、と考えています。エジプトは、国が機能していないことで多額のロスを生じている、もう限界ですから 



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